スクラムとは?
「スクラム」は、アジャイルの手法のひとつで、多くの企業で採用されています。
プロジェクトを数週間程度の短期間ごとに分け、その短い期間内に計画、実行、テストから完了までの一連の業務を行います。一部分を完了させるという作業を繰り返しながら、段階的にプロジェクトを完了させるフレームワークです。
スクラムを活用することは柔軟性を高めるため、マーケットのニーズに迅速に対応し、組織のイノベーションの加速を可能にします。
より変化に柔軟に、早期にリリースを実現させるためには、短いサイクルのフィードバックグループが必要不可欠です。
この実現が『今、求められる力』なのです。
現在のビジネス環境は、予測不可能でさらに競争原理は流動化し不確実性は拡大しています。 このような環境において、リアルタイムなニーズやフィードバックを受けて、小さな単位で改善を繰り返し、ビジネスの変化に柔軟に対応することが求められています。 そして、その実現のために、アジャイル・スクラムを導入する企業は日本でも急速に増えています。
しかし、次のようなことをよく耳にします。
アジャイル・スクラム導入の第一歩の成功の鍵は、実践レベルでスクラムを理解した「スクラムマスター」の存在です。 アジャイル・スクラムを理解し、使いこなすための学習は特別難しい事ではありません.
このような大手グローバル企業や、教育機関でスクラムを指導し、世界20カ国以上で活動しています。 日本では、トヨタ自動車、楽天グループ、東芝グループ、NTTグループ、メルカリなどの各社もトレーニングに参加しています。 そうした経験を元に、日本でもさらにアジャイル・スクラムの導入が促進されるよう、スクラムマスターの育成を行っています。
もし今、このような現場でのニーズに応えられる、実践レベルのスクラムマスターを目指すのであれば、少しだけ私にお手伝いをさせてください。
認定スクラムマスタークラスでは、私が培った経験から、実践に向けた指導をさせていただきます。
現場に活かせる明快な回答をJoe自らリアルタイムで返答します! 参加者の方々は迷うことなく現場に持ち込めるのでチームの成長スピードも加速します
「スクラム」は、アジャイルの手法のひとつで、多くの企業で採用されています。
プロジェクトを数週間程度の短期間ごとに分け、その短い期間内に計画、実行、テストから完了までの一連の業務を行います。一部分を完了させるという作業を繰り返しながら、段階的にプロジェクトを完了させるフレームワークです。
スクラムを活用することは柔軟性を高めるため、マーケットのニーズに迅速に対応し、組織のイノベーションの加速を可能にします。
・プロダクトオーナー / PRODUCT OWNER
プロダクトの価値の最大化に責任を持ち 仕事の優先順位を決めます。
・スクラムマスター/ SCRUM MASTER
スクラムの推進と支援に責任を持ちます。
・開発者 / DEVELOPERS
使用可能なインクリメントを作ります。
・スプリント / SPRINT
プロジェクトの計画から完了までの短い活動サイクル。 スプリントの完了時には必ずインクリメントを完了させます。(スプリントは、下記4つを包括したイベント)
・スプリント計画 / SPRINT PLANNING
スクラムチーム全員が参加します。開発者は、最優先のプロダクトバックログアイテムを完了させるためのスプリントバックログを作成します。
プロダクトオーナーは、スプリントで達成すべき目的と、プロダクトバックログアイテムについて検討します。
・デイリースクラム / DAILY SCRUM
最適なアウトプットを得るために、1日の作業を再計画するための最短の会議です。
・スプリントレビュー / SPRINT REVIEW
スプリントの終了時にインクリメントの検査と、必要であればプロダクトバックログの精査を行います。スクラムチームとステークホルダーがスプリントの成果をレビューします。
・スプリントレトロスペクティブ(振り返り) / SPRINT RETROSPECTIVE
スクラムチームの状態と次のスプリントの改善点を確認します。スプリントレビューが終わって、次のスプリントプランニングが始まる前に行います。
・プロダクトバックログ / PRODUCT BACKLOG
スプリントサイズのプロジェクトや、プロダクト、サービスのひとつひとつをリスト化したもの。プロダクトオーナーが責任を持ち、チームはそれを助けます。
・スプリントバックログ / SPRINT BACKLOG
開発者が、スプリントの範囲内で、完了の定義および受け入れ基準を満たすために、トップのプロダクトバックログアイテムに取り組むための計画。
・インクリメント / POTENTIALLY SHIPPABLE PRODUCT INCREMENT
動作し使用可能な状態のプロジェクト、またはプロダクトや、サービス。
・準備ができていない / NOT READY
プロダクトバックログのすぐ左側にある列またはリストで、将来の作業のオプションを検討することができます。
・プロダクトバックログリファインメント(精製) / PRODUCT BACKLOG REFINEMENT
誰もが参加する会議で、「準備ができていない」列のアイテムを精査し、プロダクトバックログに優先順位を付けます。そのプロダクトバックログは準備完了の定義を満たしています。
・準備完了の定義 / DEFINITION OF READY
通常は準備ができていない列のすぐ左側にあります。特定のプロダクトバックログアイテムが、スプリント内にその作業を完了する可能性が80%以上あるほどリスクが低く、最小限の明確さとビジネスの整合性であることを示しています。
・ブロックボックス / BLOCKED BOX
別のチームやベンダー、またはチームの制御外のロボットプロセスなど、外部の依存関係を待機している作業を配置する場所。
・完成(完了)の定義 / DEFINITION OF DONE
チームのコミットメントは、完了したどの作業も、その定義した品質基準を満たす必要があります。
・完成(完了)ボード / DONE BOARD
各スプリントの列。4つ以上のスプリントをスクロールバックし、完了の定義を満たし、以前の各スプリントでチームの顧客に受け入れられたものを示します。
・チームの合意 / TEAM WORKING AGREEMENT
通常はスプリントバックログの上にあります。チームメンバーで合意した内容を示します。リストは通常、覚えて使用できるようにするため、10項目未満です。
・スプリントバーンダウンチャート / SPRINT BURN DOWN CHART
完了の定義を満たしたアイテムは何か、いつ完了したのかを示すタイムチャート。 スプリントバーンダウンチャートは、特定のスコープがいつ完了するかという質問にすばやく答えることができます。
・リリースバーンダウンチャート / RELEASE BURN DOWN CHART
現在のスプリントや過去のスプリントで、より大きなプロダクトに向けて小刻みに作業を進めている際に、いつ、何が完了の定義を満たしたかを示すタイムチャート。
・ペルソナ / PERSONAS
通常は完了ボードのすぐ右側にあり、プロダクトのリリースや使用に影響を与える可能性の高い、ユーザー、購入者、メンテナー、購入インフルエンサー、プロジェクトに資金を提供する人、または影響を与える可能性のある社内の利害関係者、コンプライアンス担当者などが表示されています。各ペルソナには、短い名前や、イメージする写真、構築中のプロダクトやサービスに求めるもの、それに関連して嫌いなものや不満の原因など短いリストにします。価値を評価し、リスクを軽減するために各ペルソナを喜ばせるためのバックログを作成します。どのペルソナにとっても利益が最大化するようにします。
・相対的なサイズ見積もりの参照 / RELATIVE SIZE ESTIMATION REFERENCES
チームは最近完了したプロジェクトを参照することにより、迅速かつ正確に、次のプロジェクトの労力や複雑さの予測ができます。次に、完了の定義と受け入れ基準に合わせて完了時間を予測することで、いつ完了するのか、またチームはスピードアップしているのか、スピードダウンしているのかを知ることができます。
・相対的価値見積もりの参照 / RELATIVE VALUE ESTIMATION REFERENCES
参照プロジェクトは、最終的にどれだけの収益を上げたか、あるいは最終的に企業のミッションに対してどれだけのインパクトを与えたか、リスクを軽減したか、新しい能力を学ぶことができたかによって考えます。これにより、バリュースコアが作成されます。過去のプロジェクトから参照できるバリュースコアを使用することで、プロダクトオーナーは、会社にとっての大まかな価値を素早く評価することができます。それを労力のサイズや、技術的な依存関係を考慮した上で、最も価値が高く、最も労力の少ない仕事を最初に取り組みます。
・グループスクラムボード / GROUP SCRUM BOARD
作業を行っている各チームの行と、各チームが完了した各スプリントを確認できる列を備えた大きなボードです。これにはビジネス全体を実行するために必要なKPIが表示されます。実際には、これらのKPIは通常、各チームがそのスプリントで消費した金額やリソース、そのスプリントのアウトプットが会社にもたらした金額やリソースです。そのスプリントでそのチームが完了した作業のポイント数、そのスプリントのアウトプットでの品質の問題や品質スコア、そして具体的に何がそのスプリントで完了したかなどです。
認定スクラムマスター/Certified ScrumMaster®は、Scrum Alliance®が提供する認定資格です。 この認定は、スクラムフレームワーク、チームメンバーの活動や役割などを深く理解するのに役立ちます。この認定を取得することで、スクラムチームが協力して最高レベルで実行できるようになります。
スクラムマスターの主な役割と責任は次のとおりです。
・スクラムを促進できるようにコーチする
・チームが仕事に集中できるように障害を取り除く
・プロダクトオーナーとチーム、およびチーム外のメンバーとの良好な関係を保つ
・チームがより効果的に実行できる環境を設定します
・スクラムチームと連携してスクラムプロセスを管理する
・プロダクトオーナーをサポートする
認定スクラムマスター資格を取得するためのプロセスは次のとおりです。
1.認定スクラムトレーナーから対面、またはオンラインクラスに参加します。
2.クラス課程修了後、Scrum Alliance®が提供する認定資格試験を受講します。
3.試験に合格し認定スクラムマスター / Certified ScrumMaster®の証明書付与。
本クラスは、経験豊富なスクラムマスターと、これからスクラムマスターになられる方のために必要不可欠な基礎のトレーニングを提供しています。
トレーナーは、英語で行いますが、日本語スタッフ2名が逐次通訳を行います。 また全ての教材には、日本語の表記があり、ワークショップは全て日本語で行います。
トレーナーは世界20か国以上で活動しており、世界基準のトレーニングが受けられ、また世界トップ企業の事例などを聞くことができます。
・スクラムマスターとして活躍されている方
・スクラムマスターとしてキャリアを築きたい方
・プロダクトオーナーと開発者のスクラムチーム
・スクラムの導入をしたい方
・チームのマネージャー
可能です。お申し込みフォームより支払い方法「銀行払い」をご選択ください。お申込み後に届くメールに請求書を添付してお渡しします。
クレジットカード決済の場合お申込み後に届きますメールに添付しております。銀行振込の場合は利用明細書をもって領収書に代えさせていただきますが、ご入用の際はこちらよりご連絡ください。
クレジットカードの場合は、キャンセルや変更はできません。キャンセルや日程変更の可能性のある方は、銀行振込でお申込みください。
Scrum Alliance®︎が提供する認定スクラムマスター/Certified ScrumMaster®︎資格を取得するための試験です。
Scrum Alliance®︎が提供する認定スクラムマスター/Certified ScrumMaster®︎資格を取得するための試験です。
60分間で、50問の選択式問題です。37問以上正解で合格です。
テストが終了後、「送信」ボタンをクリックすると、結果がすぐに画面に表示されます。
受験費用は、トレーニング費用に含まれます。1回で合格できなかった場合でも、2回目まで無料で受験が可能です。3回目の受験、またはウェルカムメールから90日以上経過した場合は、1回の受験につき $25(25 アメリカドル)です。
2日間の体験型ワークショップを含むトレーニングで、スクラムの基礎から運用方法を習得するためのカリキュラムを提供。
スクラムフレームワークを学び、チームの役割、イベント、アーティファクトについて理解します。