アジャパー・シナジーVol.2【ベネッセ 旭化成】2024/12/11
イベント概要
イベント概要
アジャパー・シナジー【旭化成 ベネッセコーポレーション】へようこそ。
ABIは、アジャイル実践者が事例を共有し、新たな繋がりを築く場として「アジャパー・シナジー Vol.2 旭化成 ベネッセコーポレーション」を開催しました。異業種間のシナジーをテーマに、4組5名の講演とパネルディスカッションを通じて、幅広い視点からアジャイルの深い洞察やインスピレーションが提供され、参加者が自らの実践に活かせる貴重な学びの場となりました。
イベント概要
「アジャパー(Agile Party)」は、アジャイルの実践事例や導入事例を共有し、アジャイルの普及を支援することを目的としたイベントです。「アジャパー・シナジー」では、企業の垣根を越えたイノベーションとアジャイル実践事例の共有を促進します。
なぜ今、アジャイルが求められるのか
- アジャイル導入事例を学び、チームや組織でどのようにアジャイルが実践されるかの理解を深める
- 現場の取り組み事例を共有し、成功のためのヒントを得る
- パネルディスカッションを通じて、実際の導入と実践のリアルを知る
イベント詳細
日時: 2024年12月11日(水曜日)
時間: 16:00 – 18:10
主催: ABI(アジャイルビジネスインスティテュート株式会社)
動画視聴方法
お進みください。
- MyABIに会員登録済の方はそのままご視聴可能です。
- 会員登録がお済みでない方は登録後すぐにご視聴いただけます。
登壇者紹介
登壇者感想
「進研ゼミ」を支えるアジャイル組織づくりの工夫
平田 直之
(株式会社ベネッセコーポレーション)
プロフィール
株式会社ベネッセコーポレーション 校外教育カンパニーシステムソリューション本部
中高ゼミデジタル商品エンジニアリング部 部長
進研ゼミ領域の中学生・高校生向けプロダクトの内製開発を行う部門にて組織マネジメントに従事。事業会社の内製開発部門として、プロダクトの性質に合った開発手法を選択し、手法を問わずチームが自律的に成果を創出できるような組織づくりを心がけています。現在は、コーポレーション内の事業ドメインを超えたDX人財の調整を行う、グループシステムエンジニアリング部も兼務し、組織全体の内製化・アジャイル推進を行っています。
登壇内容
「進研ゼミ」は、「デジタルチャレンジ」や「オンラインライブ授業」、「赤ペン先生の添削問題」などの、複数のプロダクトが集まって、一つの大きな会員サービスを構成しています。単独のプロダクトを一つのチームで継続的改善する形ではなく、リソースの制約がある中で数多くのプロダクトを横断的かつ同時並行で進めていくためのベネッセ内の工夫をご紹介します。
注目ポイント
「進研ゼミ」のビジネス特性に基づくアジャイル導入の経緯と取り組み・学びを通じて、多くのプロダクトを限られたチームでアジャイル実践していくための組織づくりのヒントをご提供します。
企業のDX推進・内製化推進における人材育成の課題と解決方法
大森 雅之
(株式会社ベネッセコーポレーション)
プロフィール
株式会社ベネッセコーポレーション ラーニングデザイン部
事業開発エキスパートとして法人向け人材育成・特にDX人材育成関連の事業開発(PdM)を担当。2015年にUdemyの日本事業の立ち上げに参画。その後2017年~19年、高校生向けの通信教育事業のデジタルサービス責任者として受講環境のモバイルアプリ化等にAgile開発を導入。2019年よりUdemy法人事業の顧客データ基盤整備や関連新規事業のプロダクトマネージャを歴任し2つのサービスをリリース。現在は、顧客企業のDX推進を人材育成の観点からサポートするためのご提案・サポートを行っています。
登壇内容
現在「Udemy Business」という法人向けリスキリングサービスを通じて「DX推進」のサポートを提供しております。各企業のDX推進にはいくつかのパターンがあり、それぞれに合った育成方法・共通する課題も見られます。多くはDSS(デジタルスキル標準)の職種類型とスキル定義に沿った育成計画を立案していますが、各企業の現組織や人材状況・風土などによりそのまま適用できるケースは多くありません。 今回の発表ではそれらの類型ごとに成功・失敗の共通するポイントや、中でも内製化を目指してAgileを導入する企業における課題と解決の方向性、特に「組織としての学び」を推進する意義についてお話します。
注目ポイント
主としてプロジェクト推進の方に向けて、DX化のパターンごとの組織・人材育成のあり方および、推進人材とそれ以外の社内のリスキリング・意識づけの重要性をもとに、学習する組織を通じた育成計画の立案プロセスをご紹介します。
登壇コメント
今回は貴重な機会をいただきありがとうございました。皆様の講演をお伺いし、またパネルディスカッションでの意見交換から、本当に自分にとっての良い学びの機会となりました。登壇者の皆様、ABIの皆様に感謝いたします。自身の現業が直接Agile推進を担っているわけではないので、どこまで皆様に有益なお話ができたかちょっと心配ではありますが、もしまた機会をいただけるのであれば本日の話題として出ていた自律的な学習(組織学習)文化の醸成や、そのベースとなる心理的安全性をもたらす要素などについてまた意見交換できたらと思います。
デジタル初心者と若手開発者が挑むスクラム開発 ~社内コミュニティプロダクト開発での実践から見えた課題と学び、デジタル人材育成への展望~
渡邉 健人 / 前田 直樹
(旭化成株式会社)
プロフィール
【前田】
旭化成/デジタル共創本部/DX経営推進センター/デジタルタレント戦略部 課長代理
旭化成グループ社員に対して提供する「旭化成DXオープンバッジプログラム」を中心としたデジタル人材育成施策の企画・運営を担当しDXを推進している。
【渡邉】
旭化成/デジタル共創本部/DX経営推進センター/事業戦略推進部/プロダクト開発グループ
旭化成グループのDX関連PJにおいてシステムの開発・運用に従事する傍ら、デジタル人材育成プログラムの一環であるアジャイル・スクラム推進事務局メンバーとして運営・広報活動に携わっている。
登壇内容
本講演では、若手開発初心者と営業からデジタル部門に異動してきたデジタル初心者が、社内コミュニティプロダクト開発をスクラムで運用した経験をお話します。またその経験を基にした、旭化成グループのデジタル人材育成におけるスクラム普及活動の取り組みを紹介します。
注目ポイント
非デジタル部門出身者がスクラムを理解し活用するための考え方を紹介します。また、若手開発初心者が陥りやすいスクラム実践における課題や落とし穴、その克服のための心構えについても触れます。さらに、旭化成グループにおけるデジタル人材育成の一環としてのスクラム普及活動の取り組みを通じて、社内でのスクラム活用やデジタル変革推進の実践的な知見をお伝えします。
登壇コメント
【前田】この度は貴重な登壇の機会をいただき、誠にありがとうございました。今回のイベントはABIの皆様、ベネッセの皆様と協議を重ね、視聴者に価値のある内容をお届けするために進めてまいりました。私自身もスクラム初心者の立場からお話しさせていただき、自身の活動と今後の人材育成施策を振り返りながら、今後の方向性を考える非常に良い機会となりました。ベネッセ様のご講演内容も非常に学びが多く、今後の活動に活かせるものばかりでした。また、皆様が同じような悩みを抱えながら試行錯誤されていることが分かり、このようなつながりが課題解決に向けて非常に重要であると改めて感じました。
【渡邉】この度は貴重な機会を頂きまして、誠にありがとうございました。今回このお話を頂いてからこれまでのスクラム実践経験を振り返り、自身の課題点を見つけることができました。また、ベネッセ様のアジャイルの取り組みのお話から多くの学びもあり、講演者の立場ながら大変刺激を受けました。私もまだまだアジャイルを学んでいる最中ですので、ABIの皆様、ベネッセの皆様、また聴講者の皆様とともに、よりアジャイルを推進できれば良いなと感じております。
アジャイル人材育成を現場業務と”シームレス”に直結
– DX銘柄に4年連続選定される 旭化成のDX人材育成戦略 –
西野 大介
(旭化成株式会社)
プロフィール
旭化成株式会社 デジタル共創本部 DX経営推進センター デジタルタレント戦略部
企画推進グループ グループ長 / エキスパート(デジタルイノベーション)
デジタルイノベーションのエキスパートとして、グループのデジタル開発支援や開発標準策定、デジタル人材育成、DXコミュニティ運営など組織横断でのデジタル推進・組織変革を担当する。過去には大手損害保険会社にてアジャイル開発推進(スクラムマスター統括 / 先進技術開発チームリーダー)およびグループ全社の大規模DX人材育成の企画・推進を担当するなど、事業会社のデジタル変革における幅広い実績を持つ。
登壇内容
人材育成に関わる皆様にとって、最も重要でありながら難しい課題の一つは、“育成をいかにして実務の成果に直結させるか”ではないでしょうか?
本講演では、実務の成果に直接結びつく育成コンテンツの選定方法から、学習を“実務での成果”へと迅速に繋げる具体的な手法、さらに“研修が実際に実務の成果を生んだ”ことをどのように効果的に検証するか、について詳しくご紹介します。
注目ポイント
現場実務でのアジャイル推進には、習熟したスクラムマスターやアジャイルコーチの適用、スクラムイベントの段階的適用、業務特性に合わせたスクラム標準の開発など、組織の成熟度等に応じた様々なアプローチが求められます。 また実務だけでは得られない体系的な知識や、アジャイル実践に欠かせないマインドセットの獲得には、研修形式での育成が効果的です。 実務と育成で具体的にどのようなアプローチを行い、その往復によりどのように効果を高めることができるのか。旭化成が持つその実践的なノウハウを余すところなくお伝えします。
パネルディスカッション
パネルディスカッション
ファシリテーター 鈴木 優伯
(株式会社ベネッセコーポレーション)
講演者の皆さんの準備・ご協力のおかげで深い学びのあるパネルディスカッションになったと思います!別の会社で確かな知見・経験のある方同士の交流が生むシナジーを確かに感じられる対話で、学びと刺激をいただけた貴重な時間になりました。
ライブ配信も無事にできたとのことで、ご尽力いただいた皆様、ありがとうございました。
この配信を見ていただいた方々に、明日からの業務に何か一つでも役立つことがあれば幸いです。
ファシリテーター
鈴木 優伯
(株式会社ベネッセコーポレーション)
講演者の皆さんの準備・ご協力のおかげで深い学びのあるパネルディスカッションになったと思います!別の会社で確かな知見・経験のある方同士の交流が生むシナジーを確かに感じられる対話で、学びと刺激をいただけた貴重な時間になりました。
ライブ配信も無事にできたとのことで、ご尽力いただいた皆様、ありがとうございました。
この配信を見ていただいた方々に、明日からの業務に何か一つでも役立つことがあれば幸いです。
Thanks
「アジャパー・シナジー vol.2」にご参加いただき、誠にありがとうございました! 今回のイベントでは、旭化成とベネッセコーポレーションという異なる業界のトップランナーが集まり、それぞれの視点でアジャイル導入や育成について語っていただきました。 参加者の皆さまからも多くの質問やコメントをいただき、議論を深める貴重な場となりましたこと、心より感謝申し上げます。 アジャイルの実践は、単なる手法の導入にとどまらず、組織や文化の変革を伴う大きな挑戦です。今回のセッションが、皆さまの実践に少しでも役立つヒントとなれば幸いです。 また、今後もこうしたイベントを通じて、新たな気づきや学びの機会を提供していきたいと考えております。 引き続き、「アジャパー」シリーズにご注目いただき、次回のイベントにもぜひご参加いただければ幸いです。
ABI 板倉美帆
動画視聴方法
お進みください。
- MyABIに会員登録済の方はそのままご視聴可能です。
- 会員登録がお済みでない方は登録後すぐにご視聴いただけます。